近未来のとある昼下がり。
海岸に面した公園に数名の主婦達が各自刀を持ち雄叫びと共に走り込んできた。
そしていきなり斬り合いを始める。よくみると別の場所でも女子高生と主婦が斬り合いをしている。
そこへ刀を持ちブラックロングコートに眼にはブラックマスクをつけた男が音も無くやって来る。
男の名は「大和タケル/ダイワタケル」表の顔は参流新聞社の三流記者、しかしてその実体は?!
日本を救う救世主(メシア)カタナーマン!
タケルは1人の主婦に狙いをさだめ見事な太刀さばきで 斬り捨てる。そしてポーズを決め
タケル「斬り捨て御免、世直し一刀両断!」
数ヶ月前、日本の首相「大泉孫太郎」は映画「ファーストサムライ」を観て自分も刀をさしたい
と言うミーハーな願望と、今や経済は低迷し優秀な人材は海外へと流出、この惨憺たる現実は
日本の愛国心が失われたからだと考え、新政策「サムライ新法」なるものを制定する。
その新法とは、老若男女を問わず全国民に対し、外出するときは日本刀帯刀を義務づけると言う
おバカなものであった。
それを知ったアメリカ合衆国の「バッシュ大統領」は、この機会に日本をアメリカの48番目の州
にしようと企み、日本の共通語を国際語(英語)にしてはどうだと大泉をそそのかす。
インターナショナルに弱い大泉は快く承諾する。
更に、常日頃から大泉に対しジェラシーを感じていたイヨマンテ共和国の「ムキ将軍」も参戦する。
ムキ将軍は、あらゆる職種の殺人サイボーグを日本に送り込んできた。
さあ日本は一体どうなってしまうのか?!
そこに登場するのがニューヒーロー、カタナーマン!
宿敵「服部半蔵」との何世紀にも渡る戦いを続けながら、
メシアに使われし者「ドラゴン・ウシワカ・ノブナガ・ヒミコ 」と共に悪を退治する。
荒廃の中にある日本をこの5人は救えるのだろうか・・・。
そしてタケルと半蔵、因縁の戦いの行方は・・・。 |